小学校4年生のとき、二分の一成人式と言うのがあって、
みんなで文集作ったり写真撮ったりした。
その中で、タイムカプセルを埋めました。
みんなの宝物を持ち寄って、
わくわくしながら埋めた。
10年後の自分へってタイトルで手紙を書いて、
それも一緒に埋めた。
高校生のときに、それを思い出して。
みんなで集まった時に、
成人式の日に堀に行こうねって言ったら誰も覚えてなかった。お前の夢だ、勘違いだって。
私には埋めた記憶がしっかりある。
場所も覚えてる。
だからみんなに無理言って
成人式が終わってから集まって堀に行った。
やっぱり誰一人として覚えてない。
私の記憶の場所を掘り起こした。
何もなかった。
なんでもママと一緒
お風呂入るのもトイレの中も。
ちょっと離れればすぐ泣いて。
ずっと手を繋いでた。
ずっと一緒にいると言ってくれた君は、
いつの間にか
手を繋いでくれなくなり、一人でお風呂に入るようになった。
買い物もついてきてくれないし、友達優先。
あぁ…時間戻ってくれないかな…
もう一回、ママと一緒にいるって言ってくれないかな。
急な曇りは好きじゃない。
空が突然、真っ暗になって、
雨が降るかな、降らないかな。
傘持ってないや。
洗濯物外に出してきちゃった。
早く帰った方がいいかな。
不安になる事が多すぎて。気分が晴れないの。
でも、青い空に広がる白い雲は大好き
虹を見つけると毎回どこから出てるのかな?
って必ず麓を探す。
時間があれば麓の方へ行ってみるけど、絶対にたどり着けない。
物理的に無理らしい。
でも、探しちゃう。
だって真上を見上げて、空一面が七色に光ってたら素敵じゃないですか。
むかーーーーーし、小学生の頃。
ペンパルが流行ってて。雑誌やインターネットに自分の住所をさらけ出し、文通相手を探してた。
知らない相手からある日突然、家に手紙が届く。
何度かやり取りをして、どちらからという訳でもなく
いつの間にか文通は終わってる。
私が出した最後の手紙は見てくれたんだろうか。
「既読がつかないメッセージ」で、
なぜかこんな事を思い出しました。