虹を見つけると毎回どこから出てるのかな?
って必ず麓を探す。
時間があれば麓の方へ行ってみるけど、絶対にたどり着けない。
物理的に無理らしい。
でも、探しちゃう。
だって真上を見上げて、空一面が七色に光ってたら素敵じゃないですか。
むかーーーーーし、小学生の頃。
ペンパルが流行ってて。雑誌やインターネットに自分の住所をさらけ出し、文通相手を探してた。
知らない相手からある日突然、家に手紙が届く。
何度かやり取りをして、どちらからという訳でもなく
いつの間にか文通は終わってる。
私が出した最後の手紙は見てくれたんだろうか。
「既読がつかないメッセージ」で、
なぜかこんな事を思い出しました。
だんだんと日が短くなってきた8月の下旬頃から、
私はみんなより、ひと足早く秋を感じる。
田んぼの上でとんぼが飛んでて、
こんなに暑いのにちゃんと今年も秋が来たと毎年思う。
夏が終わるの寂しいな。
また来年会いましょう。
すがすがしい秋の空気をたくさん吸わなきゃ。
秋は一瞬だから。
今年はどんな秋色を見つけられるかな。
紙飛行機でも折って、青い空へ飛ばしてみようかな。
もし明日世界が終わるなら、
やっぱりあなたといたい。
暗くて前が見えない、そんな世界だったのに、
突然小さな光が現れた。
小さいその光を見失わないように、必死に追いかける。
君は振り返って手を握ってくれた。
その温かさがあれば、もう何もこわくないから。
親に買ってもらった憧れの紐靴。
まだ幼かった私は何度結んでも縦結びになっちゃって。
親は苛立ちを隠せてなかった。
怒られると思って手がすくみ、尚更うまく結べない。
結局出来なくて、泣きながら親にやってと頼んだ。
次の日、祖母においでと言われて玄関に行くと、
「ばぁちゃんが教えてやるから」そう言ってくれて、
ばぁちゃんと一緒に練習した。
何度も何度も。
そのおかげてきれに結べるようになったよ。
ありがとう、ばぁちゃん。
今は親が、孫に優しく結び方、教えてます。