距離
手放せるものを全て手放した時から
他人との距離を
今まで以上に自分でコントロールするようになった
何が自分に必要なのか
自分を幸せにするものは何かを考えて距離をとる
基本的には近づかない
大切なもの以外手は出さない
その結果
たぶん今の職場では少し異質な存在になったし
多少疎外感はある
でも
それを後悔したことは無いし
距離を詰めたいとも思わない
これは私にとって必要な距離だから
これもまた
目に見えないけど存在する大きなものだ
私は強く影響を受ける
だからこそよく考えて
上手にコントロールしなくてはいけない
距離とか空気とか
見えない上に正解もないのに
なんでこんなに大きいんだろうね
違うな
見えないから大きいのか
冬のはじまり
今朝の雪はきっと根雪になる
本格的に冬がはじまる
寒いのは苦手だけど
冬は好きだ
静かで明るくて澄んでいる
雪に覆われた真っ白な世界は美しい
これも記憶なのだろうな
きっと私の中で
冬や雪はプラスの感情と結びついている
だから何となく好き
何となく嬉しい
こういう好きは
たぶん一生好きなんだろうなぁ
終わらせないで
どんなに嬉しい楽しい時間でも
終わりを考えてしまう
前は本気で
終わらないで欲しいと願っていた
この時間がずっと続いてほしいって
今も楽しいとは思う
この時間は最高って思うこともある
終わってしまうのは寂しいとも感じる
ただ同時に
終わるがあることに安心もしている
終わりは
嫌だと思うだけだったのに
いつからか
終わりがないとしんどくなった
愛情
私は
自分に物心がついた時を覚えている
そして
自分に愛情が生まれた時も覚えている
気づいた当時はわからなかったけど
今思えばあの時だったとはっきりわかる
自分の中の変化を覚えている
それは今、当たり前に自分の中にある
不思議なことに
気づくと見えるようになるんだよな
自分のも
周りのものも
微熱
何となく
微熱ありそうだなと感じることはある
でもわざわざ測ったりしない
知ったところで何もしないから
何でもそうだ
なんとなく気づいていても
知ろうとはしない
知って苦しくなるくらいなら
知らなくていい
微熱のままでも生きていけるなら
それでもいいって思う