冬のはじまり
今朝の雪はきっと根雪になる
本格的に冬がはじまる
寒いのは苦手だけど
冬は好きだ
静かで明るくて澄んでいる
雪に覆われた真っ白な世界は美しい
これも記憶なのだろうな
きっと私の中で
冬や雪はプラスの感情と結びついている
だから何となく好き
何となく嬉しい
こういう好きは
たぶん一生好きなんだろうなぁ
終わらせないで
どんなに嬉しい楽しい時間でも
終わりを考えてしまう
前は本気で
終わらないで欲しいと願っていた
この時間がずっと続いてほしいって
今も楽しいとは思う
この時間は最高って思うこともある
終わってしまうのは寂しいとも感じる
ただ同時に
終わるがあることに安心もしている
終わりは
嫌だと思うだけだったのに
いつからか
終わりがないとしんどくなった
愛情
私は
自分に物心がついた時を覚えている
そして
自分に愛情が生まれた時も覚えている
気づいた当時はわからなかったけど
今思えばあの時だったとはっきりわかる
自分の中の変化を覚えている
それは今、当たり前に自分の中にある
不思議なことに
気づくと見えるようになるんだよな
自分のも
周りのものも
微熱
何となく
微熱ありそうだなと感じることはある
でもわざわざ測ったりしない
知ったところで何もしないから
何でもそうだ
なんとなく気づいていても
知ろうとはしない
知って苦しくなるくらいなら
知らなくていい
微熱のままでも生きていけるなら
それでもいいって思う
太陽の下で
自分の失敗や気持ち悪かったことが頭の中で突然浮かんで
叫びたくなったり思わず自分を叩いてしまうことがある
昼夜問わず一日に何度も
特に一人の時はひどい
でもふと考えてみると
太陽の下にいる時そんな風になったことはない
外でも色んなことが思い浮かぶけど
太陽の下では「バカだったなぁ」って
受け流せている気がする
すごいなぁ
生き物は
少なくとも私は
太陽なしでは生きられないんだよなと思う