命が燃え尽きるまで
そんな強い言葉で考えることはないけど
自分の命は
これからの時間は
与えてもらったものだという自覚はある
だから私は
幸せに生きるという覚悟をしたし
終わる時までは
どんな好きじゃなくても自分を投げ出さない
燃え尽きそうだった命に
薪をくべてくれた人がいる
消えそうな火を心配したり
守ってくれた人がいる
だから私は絶対に消さない
守ってもらった火を
今度は私が守らないといけない
夜明け前
久しく見てない気がする
あの世界が起きる感じ
そして
夜が消えていく感じ
本気の恋
本気、と言われると
途端に自分の中で揺らぐ
全力とか本気とかって
100%のことだと思っているから
それが自分の100%なのかと問われると
自信がなくなる
それってすごく
自分を過大評価してるとも言える
きっとまだ100%じゃない
もっとできると思っているってことだ
良くも、悪くも
まだ無理できると思っている
謙遜とかではない
無理できることを知ってしまっているだけ
あの頃の私は100%だったかな
でも少なくとも
一生懸命に向き合っていたとは思うよ
カレンダー
病院で定期検診を受けている
一年に一回なので
毎回、1年後の予約をとっている
カレンダーに一応書くけど
なんというか、現実味はない
めくってめくってめくった先のその日が本当にくるのか
全く想像できない
めくればめくるだけ未来がある
私はそれを
まだ少し重くて恐ろしいと思ってしまう
喪失感
あまり強く感じたことはない気がする
失って、息が詰まるほどの
思い出すだけで苦しくなる経験はあるけれど
喪失感というよりは
ただただ寂しさの方が大きかった
今も、そう
なぜか強く感じなかった理由は
多分2パターンある
実はそれほど思い入れがなかったもの
そして
目の前からなくなっても、失ったとは思ってないもの
常時ある不安感に加えて
喪失感なんて感じたら
私は壊れるんじゃないかと思う