上から下まで
煌めいていた

色彩を欲しいままにし
空にかかった夢

『中にいる』

ずっとそこいた
僕が生まれてからずっと
そこにいた

なのに何も知らない
知ろうともしてこなかった

あなたは誰
一体誰

そして
僕のなんなんだ

『ご用事なあに』

しまっておいたはず
この辺りに
しまっておいたはずなのに

合わせる顔がない
返す言の葉もない

ごめんなさいから始まる文に
笑顔が咲くわけもなかろうに

聞こえてくる
星の輝き

街頭などなくとも
迷わぬように

指し示してくれた
描き記してくれた

聞こえてきた
星の輝き

このまま
このままがいい

この気持ちのまま
時が止まれば良い

お願いだから
いい気分で終わらせて