テーマ“鳥かご”
囚われた者を表す言葉で
鳥かごと言う言葉か使われているけれど
本当に囚われているんだろうか。
もしかしたら
本当に囚われているのは
鳥かごの鳥を見つめて世話している者の方かもしれない。
鳥かごの鳥は、外に希望を持ってなんかいない。
寧ろ、外の世界に放たれる事に絶望を感じているかもしれない。
“遠い日の記憶”
目を閉じると、思い出す
星が煌めく夜
母に手を引かれ
空を見上げた
瞬く星々が
今よりもずっとキレイに見えたのは
その当時の心が綺麗だったからなのか
単純に空気が澄んで居たからなのか
それとも、街灯が少なかったからなのか
思い出が美化されているからなのか
その辺りも曖昧。
だけれど、
星がキレイだったのは
間違いなく真実。
あの
遠い日の記憶が
私が初めて感じた幸せな時。
初めての記憶。
テーマ“終わりにしよう”
もう、潮時かなと思った。
一緒に食事してても、テレビ観てても、動画観てても、ゲームしてても、横に座ってても、横に寝てても、会話らしい会話をした記憶がない。
今日した話なんて…
「アレ」
と言われて
「うん」
醤油を渡す。
それだけ。
ちなみに、食事の場での「アレ」が
ソースやマヨネーズや塩…
…醤油以外だったら
「違う」
って言うのも追加で。
そもそも、これは会話ではない。
ついでに言うと
ゲームしててもって言ったけれど
二人で別のゲームをしている。
アッチはテレビに繋ぐタイプのゲーム
私はスマホのゲーム
最近いつ、会話らしい会話をしたのか
全く覚えていない。
だから、私は
食事を終えて、食器を洗い終えて
「話があるんだけど」
「なに」
「もう、終わりにしよう?」
そう言って、離婚届を見せた。
テーマ“手を取り合って”
「ねぇ、みんな、仲良しだよね。ずっと、トモダチで居ようね」
なんて、手を取り合って居たのに
いつの間にか
その手は離れた。
悪い事ではない。
みんな、それぞれ、別の道を歩いている。
それだけの話だ。
テーマ“星空”
星空には、88の星座がある。
有名な所だと、星座占いの12星座。
だけれど、見上げても其れを見つける事は難しい。
田舎は星が多過ぎて
都会は街の灯が眩し過ぎて
星座が好きで、星が好きでって言う人は見つけられるだろうけれど
其処まででも無いから
「星がキレイだなー」
としか思わない。
流れ星流れないかなーとか。
オリオン座と、北斗七星くらいは分かる。
いや、それしか分からない。
夏の大三角形とか冬の大三角くらいなら
見つけられるかもしれないけれど
それを作っている星座を見つける事は出来ない。
どれをどう繋げれば星座になるのか
悩ましい。
どうぶつの森(DS)では
星座を作る事が出来たけれど
それ以降のソフトでは作れなくなった(唐突)な
とふと思い出した。