11/14/2023, 2:30:31 PM
秋風、
どの風よりも大好きで
どの風よりも寂しく感じる
秋風がどこから吹いてきているのか
叔父はいつも、秋になると言っていた
秋風は大好きだ
叔父が、叔父として私と接してくれる最期の訳
秋風が吹いている
どこから吹いているんだろうか
10/31/2023, 3:36:26 AM
懐かしく思うこと
ここにはよく父さんと来た、毎年毎年、私の誕生日に必ず。
ここには私の思い出がある、嫌なものも良いものも、ずっとここに閉じ込めてる。
またあの日が帰ってきたら、考えなかった夜は無かった。 また家族が元に戻るなら、死んでもいいと思った。
でも、もう終わる
あと少しの辛抱だよ
待っててね、父さん
9/6/2023, 3:58:50 PM
時を告げる
鐘が鳴る
出会いの合図でも
別れの合図でもない
私ではなく、君でもない
誰かの
何かの
合図
いつも静かになっている
時を告げる小さな鐘が
9/5/2023, 5:17:15 PM
貝殻だ
青色の、貝殻
拾いまくったな、ガキの頃
あの時は欠けてるとか色が悪いとか気にせずただひたすらに拾い集めてたっけな
いつからだろ、綺麗な貝殻しか価値がないと思い始めたのは
そう君が言った、あの青い貝殻だ
6/25/2023, 3:08:00 PM
繊細な花、
私にはどうも手が届かないらしい
きっと誰かに肩車してもらったら届くだろうに