生きる意味
考えてみなよ
どれだけ努力を重ねても
死ねばぱぁ
どれだけ人脈があっても
あの世にまでは着いてきてくれない
どれだけ金を手にしても
あっちじゃ通貨が違うかもしれない
良いことをしても残らない
悪いことも同様
記憶すら残らないかもしれない
生きる意味は無い
そこは満場一致だ
死ぬ意味もない
ダラダラ生きてるやつはだいたいそうだ
善悪
善が前にある
善は社会的に優先される
悪は後にある
悪は社会的に軽蔑される
善悪
善は先にある
善は先に無くなる
悪はその後
善の後に生まれる
善悪
善は社会的に
悪は人間として
共に、生涯を終える
私は善だ
君は?
流れ星に願いを
願いたかった願いを忘れてしまったから、この流れ星にはその願いを思い出せるように願おう
次また流れ星が見えたら、その願いを願って
そして、叶えてもらうんだ
今度は忘れないように、ちゃんと紙に書いて
いつでも見れる場所に貼っておこう
次の流れ星が見れるかは、正直不安だ
寝ているかもしれないし、見逃してしまうかもしれない
目立つように音を出して流れてくれればいいのに
でも、きっと見えるはず
あんなに綺麗なんだから
願うことを忘れてしまうくらいに
だから叶わないんだろうね
次こそちゃんと、願わなきゃ
ルール
ルールだ
また、ルールだ
いつもそうだ
自由にはルールが付き纏う
もう誰にも頼らない
周りに迷惑をかけない
決めた瞬間にこれだ
今まで教えもしなかったルールを押し付け
昔の言葉を掘り起こし
徹底的に変形させる
行き過ぎたマナーでさえも
強要されるひとつのルールだ
こんな社会を変えたいんじゃない
ただ、命を捨てたい訳でもない
わかってほしい
そのルールに疑問を持っている人間が
自分自身、一人だけではないと
許して欲しい
疑問を持ち続けたにもかかわらず
訴えることの出来なかった私を
このスイッチを押してしまえば
私は自由になれるだろう
自由への、スイッチだ
私の、感情の起爆スイッチだ
雫
水でさえ、一滴の雫になってしまえば無力だ
火を消すことも出来ない
誰かの喉を潤すことも
植物の延命でさえも
しかし
一滴の水が落ちる瞬間
地面に落ち、形無くなる寸前
最後に魅せる、その姿は美しい
無力な水でさえも、美しいのだ
無力なものでも最期は美しい、ということか
ものは、ものの最期が美しく写ってしまう、病気的な生物
ということか