タイムマシーン
『過去』と『未来』だったら、どっちに行きたい?
どっちも行きたい?それとも、どちらも行きたくない?
『現在』が本当に幸せだから、そんなものは必要ないか。
特別な夜
付き合って半年。
幼なじみの私たちは、恋人同士になっても、付き合う前のような距離感だった。
まぁ、多少手を繋いだりとか、少しは恋人らしいこともあったと思うけど。
そんな今日は隣町で夏祭りがあって、打ち上げられる花火も一緒に見た。
ふと横を見ると、ちょうど目が合った。
何となくだけど、あ、キスするのかなぁって感じて。
初めて、唇を交わした。
恥ずかしくなって、すぐに俯いてしまって。
家までの帰り道もお互い無言で、でも繋いだ手は離れることはなくて。
自宅のベッドの枕に顔を突っ伏す。
顔が真っ赤になってるのを弟に見られたから、明日の朝にでもからかわれるだろう。
今日は、初めてのキスをした、そんな特別な夜。
海の底
好きな人には彼女がいた。
だから私はこの想いを深く暗い海の底へと沈めた。
君に会いたくて
オレには幼なじみの女の子がいる。
いつもそばにいて、オレの夢も応援してくれる子だ。
もうすぐ彼女の誕生日だから、何かサプライズでプレゼントを渡そうと、雑貨屋に出かけた。
でも女性に送るプレゼントなんて何を選んだらいいかわからない。
そんな時、彼女と仲の良い女友達とばったり会った。
事情を話すと少しからかわれながらも、一生懸命にアドバイスをしてくれた。
あいつが喜ぶ顔を想像していたら、にやけた顔をしていたのか、余計にからかわれた。
そう。オレはもう自分の気持ちに蓋はしない。
彼女の誕生日に、たった一言の『好き』という言葉を伝えるんだ。
閉ざされた日記
幼なじみへの想いに気づいたあの日。
でも仲良さそうに笑い合う2人を見て、私は本当に単なる幼なじみだったんだと思い知った。
失恋してもいいから気持ちを伝えるべきか。
それとも、このままこの気持ちが無くなるのを待つべきなのか。
毎日書いていた日記も、あの日から書けなくなってしまった。書いてしまうと自分の想いが溢れてきそうで、涙が流れてきそうで。