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10/6/2023, 4:50:38 AM

眠れない夜。
ぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながらベッドのうえでごろごろと寝返る。
カーテンのあいた窓からのぞく夜空には無数の星が煌めいていた。
はじめてのデート、ゲーセンでゲットしたぬいぐるみを抱きしめる腕にちからが入る。
男の部屋には不釣り合いな、可愛くて大きなぬいぐるみ。
それは僕の12星座をイメージしたキャラクター。
そして、夜空には相手の星座がキラキラと輝いていた。

はじめての恋をしてから、胸がドキドキしたり、ぎゅぅーっと締めつけられたり、初めてのことばかり経験している気がする。

今日の運勢だとか。
気になるあの人との相性だとか。
別に星座占いなんて信じるきは無いが、なんか気になって見てしまったり、毎日会っているのに会いたくなったり、思い出しては顔が熱くなってきた。
僕はぬいぐるみに顔を埋めながら、目を閉じた。

『星座』2023,10,06

10/4/2023, 8:41:00 AM

刻はなんども繰り返すという
何度引き裂かれようとも最後にはまた逢う
切っても切れない関係
何度目かの人生
この世界でも出逢う運命なのだろう

『巡り会えたら』2023,10,04

10/2/2023, 9:54:15 AM

また胸にポッカリと穴が空く
まだその時はきていないのに、胸に得体の知れない喪失感が襲ってきた
また寂しくなるな
たった数年だけれど、グループを知ることが、推せることが出来て幸せでした
ほんとうに出会えてよかった
これからも応援しています
『たそがれ』2023,10,02

10/1/2023, 7:33:48 AM

いちど途切れると、もうどうでも良くなってしまう
ここ二、三日、書きたいお題が続いていた
なのに、アプリを開くことすら出来なかった
今日も書けなかった……
きっと明日も開かずに一日が過ぎるのだろう
『きっと明日も』2023,10,01

9/26/2023, 9:32:48 AM

四方を真っ白な壁に囲まれ、様々な電子機器が並ぶ部屋。
その部屋には唯一、大きな窓があった。
一つだけある窓から見えたのは海だった。
ベッドの上から動けない僕は、いつしか窓の方を向くことが多くなっていた。
晴れの日、雨の日、春夏秋冬。
毎日、少しずつ変わる景色を僕に見せてくれる窓は日々の退屈を、外の世界への好奇心を刺激した。


『窓から見える景色』2023,09,26

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