僕が乗っている自転車に君が急に乗ってきて
二人仲良く同じ自転車に乗りながら帰る……
まぁ、全部妄想で終わっちゃうのが現実なんだけどね
でも、僕がとてつもない幸運を引いて、
もし君が恋人になったとしたら
二人乗りなんて絶対しない
危ないし…だってあれ、確かやっちゃダメなはず…
…そう言う弱気な部分が僕のダメなところなのかなぁ…
心の健康はころころ変わるし、急になくなったりする
君の奏でる音楽は
とっっっても汚く、聞いてられないほど
クソみたいな音楽だ
でも、それが良いと感じる人もこの世にいるらしい
その意見を頭の念頭に置きもう一度君の音楽を聞いた
うーん、何度聞いてもクソはクソだった
しかし、クソなりに努力はしたらしいから
嫌味みたいな事は言わないようにしていた
だけど、俺一人がそんな事をしたって周りの人は
「下手くそ」とか、「無音の方がいい」とか、
物事考えずに、感じたことをそのまま口に出すサルがいる
そいつらのせいで君は音楽の世界から追い出されるように
姿を消していった
君は未だに批判によって出来た傷口が癒えず
ピアノは弾くものの、それを俺以外に公開することはない
君の奏でる音楽は未だにクソだけど
聞いてられないほどのクソではなくなった
俺はクソな音楽を奏でる君が好きだ
俺もこの気持ちを音楽にして君に伝えてみようかな
祖母のレトロ感ある玄関で僕が一番目に入るもの
それは麦わら帽子だ
植物は枯れ、靴棚の下はホコリまみれなのに
麦わら帽子の周りだけやけにきれいだった
この帽子には僕達が知らないエピソードでもあるのか?
ふと気になりだして、麦わら帽子に近寄る
帽子を優しく手のひらで包む
赤ん坊でも扱うかのように優しく優しく、そっと…
すると、帽子の中から写真が出てきた
写真を見ると、麦わら帽子の男の人と、麦わら帽子の
祖母らしき人だ
多分これは亡くなった祖父の麦わら帽子だろうと
考えたのだが、この帽子と写真の帽子…
僕は麦わら帽子をよく見る…そして手触りも…
どんどん深くまで調べていく…
パキッ
少し力んだせいで帽子が少し欠けてしてしまった…
欠けた部分から色々な物が落ちてくる、
麦わら帽子ではこんなことは起きないはず…
落ちたものをよく見ると、
皮膚、爪、人毛がある
それはどう見ても人のものだった
僕はそこでおかしい部分に気づいた
祖父は自分の身体を見せるのが恥ずかしいから
一緒に風呂やプールに行かなかったんじゃない
皮膚がなかったんだ
だから真夏でも長袖で、帽子被って、手袋して、
自分の身体誰にも見せなかったのだ
祖父は段々と身体の所々を取られて、帽子にされて、
殺されてしまったのだ
ザバッ
僕の髪の毛が後ろから鋭い何かで切られた
(初めてのホラーでした)
ちょっと…内容が…めちゃくちゃですね…
すいません出直します
単刀直入に言うと、私は失敗した
最初から上手くいかなくたっていい、
最後までやりきれればいいのだ、
など始めから諦めるほどの大研究だった
しかし、失敗の二文字は私にとって欠落人生の始まりの
ピースとなっていった。
どんどん失敗を生み出すたびに欠落人生のパズルは完成していく
上手くいかなくっていい?
物事の結果は失敗、成功の2つに分けられ、
上手くいかなかった結果なんて誰が興味を持つのだ
全て成功じゃないといけない
私は成功じゃないとダメなんだ
成功じゃないと……