あなたとわたしは対照的。まず身長。後輩のあなたは先輩のわたしよりもうんと高い。あなたは力も強い。あなたにつねられた頬は3日は痛みを引きます。描く絵の絵柄も全く違うね。
あなたとわたしはどこか似ている。同じジャンルのオタクだったこと、笑いのツボ、言葉遣い。絵が好きなこと。
最後に会ってからずいぶん経ちました。お元気ですか。
わたしは絵を描くことを辞めました。あなたはまだ続けられていますか。また会えたら、あの時のように話したいです。
今日は大雨がざんざか降っていた。こんな土砂降りも悪くないが、春先の暖かくやわらかな雨が好きだ。誰も傷つけなさそうな、濡れても不快にはならない。春特有ののほほんとした空気がそうさせるのか、真相は不明だ。幼い頃、友達と喧嘩をして帰り道も離れて歩いていた。その時、突然の降雨によって私たちは同じ場所に雨宿り。それがきっかけで仲直りができた。あれもやわらかな雨だったかもしれない。
自分が人生のどん底にいる時、必ずそれは一筋の光によって終わりを告げる。信頼できる人物のの声か、はたまた訪れる転機か。どんなに辛く、自分が惨めだと思っていても、最後は自信を取り戻し、笑顔になれる。これまでこの光に何度助けられたことか。いつか私も、誰かにとっての一筋の光でありたい。
なんでもない時、ふと哀愁を感じることがある。きっかけがあった訳でもない。ただ以前から、ふとした瞬間に寂しさというか物悲しさを感じる。不安が強い性格から来ているものなのか、シュンとして元気が無くなる。これが秋冬のみならば季節故のものと断定できるが、これが年中起こるから困る。何なのだろう。時にはホロリと涙を流したりすることもある。この物悲しさを埋める何かを、今は探している。
顔を洗う時、鏡の前に立つ。真顔の自分。顔を洗ってもう一度前を向くと、今度は浮腫も取れて少しだけスッキリ。こいつは何を考えているんだろう。ふと鏡の中の自分に問いたくなる。美人の部類では無い顔。眉はボサボサ、目の下のクマ、開いた毛穴。こんなのでいいのか、良くないよなぁ。最近はスキンケアにも力を入れている。鏡の中の自分に会った時、互いに笑えるように。