以前話したが、私はこの文章を夜、眠りにつく前に書いている。布団に潜り、画面を開いてお題を確認。なるべくお題に沿った体験談や持論を書いていく。夜。暗い寝室。外から聞こえる車の音。全てが私を眠る前のリラックスした気持ちにさせてくれる。そのおかげか普段はなかなか人に話さない、少し奥まった気持ちや黒歴史になっていたこともつい書いてしまう。深夜テンションも少しだけ入っているのかもしれない。さぁ今日も、眠る前のひとときを楽しもう。
永遠に寝ていたい。たしか昨日の投稿で理想郷の話をしたはず。例として永遠に眠れる世界を出したが、もちろん昨日の持論は前提として、好きなだけ眠れるならどれだけ嬉しいことだろう。私事ながら、眠たい日は無い。昼も夜も、十分に睡眠をとっても足りないくらいに眠たいのだ。叶うことなら、ふっかふかの布団にくるまって永遠に眠っていたい。…それは死んでいる事になってしまうのか?
誰もが憧れる理想郷。それは人によって違ってくるだろう。めいっぱいお菓子を食べたい?好きなだけ眠っていたい?分かるよ。そんな天国のような世界があれば喜んで行きますとも。私の理想郷、それはやっぱり「全ての問題が解決した世界」ではなかろうか、Twitterで一時期回ってきたあの画像、あれこそが究極の理想郷なのではないかと考える。……しかしこれは現実には到底ならなそうだ。あちこちで起きている戦争が終わってくれれば、万々歳かな。
「懐かしく思うこと」、数え切れないほどあるが、外せないのは部活だろうか。田舎の中学校だったため、所属していた美術部は私を合わせては部員は2人という窮地に陥ってしまった。そこで先生方が考えたのが、他の部との合併。部活に加わったのは、それまで話したことの無い同級生の男子。最初こそギクシャクしていたものの、部活中にボードゲームの「人狼」で遊んだことをきっかけに(遊ぶな)一気に仲は深まった。暫くは会えば人狼、作品の締切が迫っても人狼、部員の大半がまんまとこのゲームにはまっていった。今でもおもちゃ屋で人狼ゲームを見ると、あの役職しか書いていない手書きのカードで遊んだ日々を懐かしく思うのだ。
もしあの時大学をやめていなかったら。訓練校をやめていなかったら。挫折することなくギターを続けられていたら。進路を進学ではなく早くに就職を決めていたら。人生の分岐を「もう一つ」の方向に進むことでその先の人生はぐっと変わる。選んだのは暗闇かもしれないけれど、今の暮らしに満足している。しかし時折、選ばなかったもう一つの物語を歩んでいる自分に会ってみたいと、思ってしまうこともある。人生は一度きり、選んだ道を胸を張って歩くしかないのだ。ちなみにギターは最近また始めました。分岐が変わるかもね。