9/14/2023, 1:18:52 PM
お互いの最期
隣に居ることはない
最期が訪れたことにすら気づけないかもしれない
せめて
己の最期まで
貴方を深く想い続ける
9/13/2023, 12:20:09 PM
徹夜中に電話が鳴る
「時間ある?煙草買ってうちに来いよ」
いつも一方的
アパートのドアが開くと同時に唇を塞がれ
ベッドに倒れ込む
また 流される
今回は 少し違った
「少しは寝ろ」
その一言だけで
貴方は煙草を吸い続けた
「またな」
いつもと同じ
太陽が昇る前の別れ
9/12/2023, 11:51:55 AM
もう二度と
会えなくなるとわかっていたら
違う選択をしていたのだろうか
離れていても大丈夫だと
思えた覚悟は
未来への可能性が無限だったからだろうか
時を経た今
貴方と出会えたら
まずは笑顔で
息ができなくなる程のハグを
9/2/2023, 3:14:51 PM
見えないのではなく
見る必要がなくなった
そう思い込んでいた暗闇に
私の全てを溶かす灯りを
貴方がともした
8/31/2023, 2:18:11 PM
年の離れた私の胸で
少年のように眠り
髪を撫でると
子猫のように嬉しそうに喉を鳴らす
きっと私だけが知る
貴方の姿