7/30/2024, 4:44:36 PM
左手に立つキミの澄んだ瞳には膿んだ月が
映っていた。
あのとき僕は何て言えばよかった?
ヤニの染みた部屋の壁は月の黄色を吸ったようで、
もう何も答えてはくれなくなっていた。
7/29/2024, 5:47:43 PM
嵐が来ようとも、雲の上は穏やかだろう。
俯瞰ってそれだけで安心できたりすると思うんだ。
7/28/2024, 12:28:02 PM
去年、何気ない祭囃子で目が潤んだから
激しく動揺したのを覚えている。
こうやって大人になっていくのかなって、
分かったような気がして少し怖かったんだ。
7/28/2024, 12:57:20 AM
神様が舞い降りてきて、こう言った。
「硬め、濃いめ、多めで」
7/26/2024, 12:26:54 PM
言葉が誰かのためになるならばと、
僕は積極的に嘘をつこうとするんだ。
何本かが造花でも、
それで美しいならば花束は人を癒すだろう。
そして、そう信じることで
なによりも僕が癒されるからだ。