世界に1人だけの私の運命の人。
貴方はどこにいるの?
なんて、夢見がちな日々はもう終わる。
私は確信しているの。
貴方なんでしょ?私の運命の人。
でも、こんなに早く会うと思ってなかったなぁ…
まだ、結婚できない歳だけど、貴方と私は結ばれる運命なの。だから、ほかの女となんか付き合わないでよ。
世界に1人だけの私の運命の人…♡
今日も部屋にチクタクチクタクと音が響く。
時を告げるその音はそろそろ終わりそうで、時計の終わりを示している。100年時を告げ続けたその時計はこれからも、時を告げ続ける。
『時を告げる』
星の光は、ずっとずっと昔のもので。
今見えている星も今の光じゃない。
おそらく、私が生きている間に星が無くなるとしても、それは何年も前のもの。
星ってのは不思議で、見ていると海と同じで嫌なことを(その時だけにしろ)忘れられる。
私はたまに星空を見るが都会からか、全然見えない。なので、星を見るために仕事を辞め、地方に引っ越した。
初めての夜空はとても光り輝いていた。
『きらめき』
些細なことでも貴方のことが知りたいと思ったこの気持ちは恋以外名前の付けようがなくて…
何が好き?何が嫌い?何が得意?何が苦手?
全部知りたい。あなたのことが、
好きだから。
『些細なことでも』
今回のお題に頭を悩ませる私。
心の灯火…?どうやって書こう。
そう思いながら電車に乗り目的の駅に着く。電源ボタンを押し、カバンに入れる。目的の場所に着いた私は同じ職場の人に挨拶をする。カバンを指定されたところに置き、部屋に入るとそこにはロウソクが沢山ある。近づいて見たらロウソクの下に名前の書かれた紙が貼ってあり、ロウソクはそれぞれ長さが違う。
「あっ、これはもう消えるな…あの人に報告しないと…えっと名前は…」
消えそうなロウソクを見つけては『あの人』に報告する。それが私の仕事だ。
結局、まだ心の灯火がお題のものはかけていない。