雨音に包まれて
今日の僕のどす黒い心の音は
聞こえなくなる
周りにも、僕自身にも聞こえない
自分の不協和音を無理して聞かなくてもいいよと言ってくれているみたい

君と歩いた道
あの時とは景色も変わって
もう君は隣にいないけど、
置いてけぼりにならないように
僕も一緒に進めてたらいいな

君は僕じゃなくてもいいと思ってるかもしれないけど、僕は君がいい
何も持ってないけど、君と半分コしたい
何にもなれないけど、君の世界の名脇役になりたい
さぁ冒険だ、山も谷も一緒に歩こう

魔法も法則
君が魔法使いなわけじゃなくて、
たくさん努力して、素敵になった
だから僕が恋に落ちただけ
君にかけられた魔法に僕はずっとかかったまま

前髪をぐちゃぐちゃにして私の気分を落とすけど、それが好きな人と話すきっかけになったり、
自転車を漕ぐのを邪魔するけど、たまには後ろから後押ししてくれたり、
桜の花びらを空一面に吹き飛ばすけど、若葉を呼んでくれたり、
風のいたずらが、小さなことを紡いでいく
紡がれた誰かが、きっと風をおこすと信じて