初めての子育て
全てが0からの挑戦
親になって初めて
自分の親の偉大さを知った
罵ってきて
軽蔑して
私は、母さんみたいな生き方したくない!
そんな言葉を浴びせ
なんど泣かせてきただろう
今の自分…
私、お母さんになれるだろうか?
母さんより酷いよ、私。
笑っちゃうくらい
まぁ、いいや
文明の進化を思っいきり使って
私は私なりの母ちゃんになるよ
お母さんの真似なんてできないから
これから私の母ちゃん人生
0からのスタート
寂しいよね?寂しかったよね。
大丈夫だよ。
僕がいるよ。
僕だけが君の味方だよ。
すべてわかってるよ。
そんな言葉をくれるあなたが大嫌い。
わかったフリして。
同情の眼差しを向け。
あなただけに私を向かせようとする。
そんなあなたが大嫌い。
枯葉のようにシワシワなおばあちゃんの手が大好き
新緑を迎え そして散っても尚
魅了させてくれる
木々たちのように
その手はすべてを物語っている
色んなものを生み出し
支え、苦しみ
その手がおばあちゃんの生き様を語ってる
私は、おばあちゃんが大好き
同じ繰り返しで毎日が過ぎていく
カレンダーの日付を見なきゃ
今日が何日かもわからない
何かを成し遂げてるとかでもなく
立派な仕事をしてるでもなく
自分は、食うためだけに生きてる
虚しさだけが漂い
何かに打ち込める力もなく
何かを生み出すことも出来ない
ただ息を吸っている
ただ生きている
社会のハグルマになって
回り回って
でも
それでいいんだよ
それでも
社会の土台の中で生きてる
それでいいんだよ
きれいごとだけど
生きてるだけで偉いよ
あたしの隣があなた
あなたの隣はあたし
ふたりでシェア
ふたりでひとつ
あなたとあたし