ずっとこの儘がいい
なんて、叶わない願望を望んだのは、きっと初めてだろう。
きっと、彼のお陰だね。笑
ありがとう。
君のおかげで、私は変われたよ!笑
寒さが身に染みて
「う、寒ッ、」
そう震える彼女。
「最近気温バグってるよな、」
「そうっ!それ!!」
「笑」
今の彼女は、昔の彼女が居てこその存在。
今回は、“ 昔の彼女 ”から“ 今の彼女 ”になった訳についてでも話してみよう。
昔の彼女は、_____
レイラ
麗蘭は、正直いって、自分勝手なやつだった。
今の彼女が正反対だからだろうか、
最近、思い返せばそうとしか思えなかった。
、、、俺は、もしかしたらあの頃から、薄々気がついていたのかも知れない。
そして、彼奴の本性が出てき出したのは、今日のように寒い季節だった。
あの時も、寒い寒いと、気がつけば口癖になるくらいに寒かったな。
“ あの悲劇 ”を思い出したくないため、簡潔に話そう。
彼奴は、クラス、、、、いや、学年、学校イチのモテ男を見事に彼氏にすることに成功。
そして、俺を捨てた。
本当に簡単にするとこのくらいだな。
その時の寒さもあり、俺はカラッポになった。
あんな奴でも、俺にとっては光だった。
ごめん書くの諦める(((
20歳
「あー、大人になんて、なりたくないなぁ、」
そんな言葉も空気にとけ、時間は刻一刻と迫っている。
「、、、もう、私も大人だね、」
今年でもう、20歳。
今の成人は18らしいから、私は気付かないうちに“ 大人 ”になっていたのだ。
「気付かないうちに大人とか、おかしすぎ、」
そう呟き、私は冷蔵庫からペットボトルを取り出す。
「瑚箔ちゃん。」
「はい。」
「次、出番だよ。」
「はーい!」
今年でもう20歳。
売れっ子子役の鈴宮 瑚箔はこの世から消え、
新人女優の鈴宮 瑚箔が出来る。
今日は20歳として。
女優として。
私は撮影に来ている。
「もう、子供には戻れない。」
世間からどう言われようが、私はこの道を進むと決めた。
「頑張ってみる価値はある、」
「瑚箔ちゃん。」
扉の前から聞こえるマネージャーさんの声。
私は1度深呼吸をし、
「はーい!」
と、返事をしたあと、
お気に入り、、、“ だった ”ぬいぐるみに、
「行ってくるね。」
と、声をかけ、扉を開けた。
三日月
細長くて、、、、細い光が、私には、少し、頼もしくて、。
みかずき れい
三日月 零
それが、私が授かった名前。
けれど、私には少し輝きすぎていた。
つき
いつも私を導いてくれる三日月に、私は到底及ばない。
ねぇ、神様。
どうして私を、この名前にしてくれたの、?
世の中の人々は色とりどり。
差別は“ 絶対 ”ダメだ。
なんて、都合のいいことはいいません。
出来ない“ 差 ”は、仕方がないことです。
ですが、みんな違ってみんないい。
この言葉を信じてみる価値があると、私は思います。
#色とりどり