9/29/2023, 11:50:32 PM
彼がいなくなってから
ここは静寂に包まれてしまった。
私たちはここに集まっているけど
誰一人声を出さずにいる静寂に包まれた部屋は
彼の帰りを待っているようだった。
彼は私たちを繋いでくれた歯車のような人だった。
いくら待っても彼は帰ってこないのに
いつまでも彼を待ち続けてしまう
─────『静寂に包まれた部屋』
9/28/2023, 11:04:06 PM
別れ際にあなたからの約束が欲しい
次のお出かけの約束が欲しい
あなたに会える約束があったら
きっと仕事も頑張れるから。
別れ際には約束をして
─────『別れ際に』
9/27/2023, 11:04:16 PM
突然雨が降ってきて僕は慌ててお店の中で雨宿りした。
いつ止むのか分からなくて
僕はお店の中で空を見上げた。
奥の方は明るくなっているから
通り雨だとわかった。
少しの間の休憩だと思って僕は空を眺めていた。
─────『通り雨』
9/26/2023, 11:05:45 PM
森の葉が赤や黄色に染まっていく頃
私は子供と一緒にモミジやイチョウを
栞にしようとしていた
「秋始まったね〜」
私が言うと子供たちは
「秋大好きー!」
「おいも美味しいから!!」
なんて言っていた。
「おいも美味しいもんね!
今年はいっぱい食べようね!」
そう言うと
ぴょんぴょん飛び跳ねていた。
今年の秋も楽しくなりそう
─────『秋🍁』
9/25/2023, 11:06:33 PM
窓から見える景色は
季節ごとに変わっていて
見ていて楽しい
私は体が弱いから
外にはあんまり出ることがないから
窓から見える景色が私の全てだった。
たまに歌を歌いながら通る男の子が私は好きだった。
良く通る声でうまかった。
いつか彼に話しかけられたらいいな
─────『窓から見える景色』