わたしがもし時間を止められるなら
今日はこんなことなってなかった。
ジャムを塗った食パンを落とすことも
バスに乗り遅れることもなかったのに
心の中で«時間よ止まれ»なんて思っても
止まらないんだもん
明日はこんな事にならないといいな
─────『時間よ止まれ』
僕は落ち込んでいる君に夜景を見ようと誘った。
君はありがとうって言ってたけど
あんまり乗り気じゃないみたい。
誘うの失敗だったかな
1人にした方が良かったのかな
なんで色々考えてしまうけど
彼女を1人にしたくなくて
夜景を見に誘った。
最近夜景が綺麗と話題のところに連れていった。
彼女はもう大丈夫みたいだった。
だって元気に写真撮ってるんだから
落ち込んだ時はいつだって僕を頼ってよ
─────『夜景』
「ねぇ、あなたは覚えてる?
小さい頃あの花畑で
たくさんの動物達が集まっていたこと」
「忘れないよ。
あの日は沢山遊んだあとのことだったよね。」
気温が暖かくて風が涼しくて
過ごしやすかったあの日。
私たちは沢山遊んだ後だったから
疲れてしまって
綺麗な花畑の開けたところに
大の字で寝っ転がって
いつの間にか寝てしまった。
少しした後に目を覚ますと
近くに動物が居たんだよね。
うさぎ、りす、小鳥
まるで絵本の世界に入ったみたいだったね
いつかあの花畑に行ったら
また見れるかな?
─────『花畑』
きょうは朝から雨が降っているの
お空さんがたくさん泣いている
「ママ~パパ~お空が泣いてるよ!」
「ホントだね~」
「どうして泣いてるんだろうね?」
「うーんケンカしちゃったんだよ」
わたしがたくさん考えて答えたら
「じゃあ早く仲直りするといいね?」
やさしくママが言ってくれる。
「うん!」
お空さん早く仲直りして泣きやんでね!
─────『空が泣く』
君からのLINEはちょっと素っ気ないけど
そんなところが好き
文字をちゃんと打てて無いところも
好き
最近は絵文字をつけてくれるけど
おじさん構文になってたりするところ
面白くて
君からのLINEは温かい気持ちになれる
ずっと君と連絡をとっていたいな
─────『君からのLINE』