「七夕」

七夕が終わり短冊が回収されていた。
僕は願いを描かなかった。
願いで終わらせたくないから。
ちゃんとそれを実現させたい。

「友だちの思い出」

僕には悪友のような人がいました。
イタズラ好きな人で、僕もその人の後ろについて行き、一緒にイタズラを考えたりしていました。
例えば、黒板消しを落とす要領で、扉を空けるとカエルのオモチャが落ちる仕掛けを作って、カエルが苦手な他の友達を驚かせたりしました。
あの頃は楽しかったですね。
友達と色んなことをして、良いことも悪いことも学んで、そうやって大人になっていくんだなと思います。

「星空」

最近星空を見てないな。
周りは建物ばかり。
でも意外と田舎も明るいんだ。
それを知ったのは災害の時。
あの時は光一つなくて、本当の意味で真っ暗だった。
でも、あの星空は忘れない。
月明かりに照らされて、普段は見えなかった星々がとても鮮やかに広がっていた。
あれが本来の景色なんだね。

「神様だけが知っている」

誰にも気付かれず、淡々と努力する。
でもやっぱりこの影の努力を、誰かには理解していて欲しいと心のどこかでは思っているはず。
大丈夫。
神様だけは知っているから。

「この道の先に」

この道の先には、何があるのだろう。
楽なのか、険しいのか、楽しいのか、辛いのか。
まだ見ぬ何かが待っている。
でも、立ち止まる必要はない。
道の先には困難があるかもしれないけれど、越えた先には自分の見たかった景色が見えるかもしれない。
自分を信じて進もう。