何気ない言葉と、何気ない仕草
気付けば目で追ってる自分がいる
いつもは、頼りないくせに
ここぞって時はビシッと決める
ほんと、参っちゃうなぁ

始まりはいつも／夜凪

ねぇ、今なに食べたい？
と、彼女が聞く
んーそうだな……ね？
せっかくだから、せーので
言ってみない？
なんとなく、悪戯心でそう彼女に提案して
みた、
いいよ〜

せーの！
たこ焼き
パスタ！
……あれ？
自分とバラバラの答えに2人して
首を傾げる
それから、なにをしても噛み合わず
ズレを感じていた
おかしいなぁ、昔はこんなじゃなかったのに

すれ違い／夜凪

のんびり屋で
どこか抜けてる彼。
でも、スイッチが入ると
がらりと変わる
鋭い眼差しで、キャンバスに筆を
走らせる彼が
たまに熱中し過ぎて私の事忘れちゃう
けど、
作品に向き合う彼が好き。

鋭い眼差し／夜凪

今よりも、高く
もっと、もっと先へ
障害は高ければ高いほど
飛べた後が最高に幸せ

だから、俺はもっと先へ行くために
君とは行けない

高く、高く／夜凪

部屋のカーテンをぼんやりと
眺める。
知人に買って貰った星空のカーテン
でも、ほんとはあまり好きじゃない
買えというから渋々選んだ柄
来月になったら、買い換えようかな

カーテン／夜凪