激しく、うねっている
波が
防波堤を濡らす
寄せては返す荒々しい波
いつもの穏やかな水面はなりを潜め
全てを飲み込まんと牙を剥く

これから先どんな困難が待ち受けて
いようとも必ず、越えてみせる

嵐が来ようとも／夜凪

耳を澄ますと聞こえてくる
祭り囃子に
誘われて、久々にお祭りに行った
焼きそば、たこ焼きの焼ける匂いが
食欲をそそる、
俺は焼きそばをひとつだけ買って家へと
帰る
ほんの少し軽くなった財布に苦笑をひとつ

来年は誰かと一緒に、な〜んて
夢のまた夢だろうけど

祭り／夜凪

僕の大事な、大事な
可愛い子
でも君は色んな人に愛されて
君を好きになる人はたくさんいる
そんな君にとっておきのプレゼントが
あるんだ、

逃げないように、隠して
あげる。

鳥かご／夜凪

１回だけ、戻れるなら
それは以前付き合ってた彼
と、彼の周辺の知人に逢いに行く
目的は
ちゃんと、お別れすること
何回も使ったりするのは後々影響が出る
から出来ないけど、
やっぱりけじめはちゃんとつけないとね
自分自身の為に

夜凪

今。俺が欲しいと思ってるのは
ブランドのポーチでも
可愛いペット
恋人でも無い
それは、誰にも干渉されず
縛られない自由
それが、唯一欲しいもの

今欲しいもの／夜凪