『おもてなし』
お持て成し
その人は
わたしのことを家族と同じように
大切にしてくれました
わたしに余計な気遣いをさせないよう
ゆっくりと安心して過ごせるよう
そっと寄り添ってくれました
そのあなたの優しい心遣いを
とてもうれしく
とてもしあわせと感じます
表なし
わたしも
あなたのような人に
なりたいです
『消えない焔』
なにも考えず
ただがむしゃらに
やらなければならないことを
なんのために
どんな人間になりたいのか
自分らしくいられてるのか
そんな意味など考えることもなく
ただがむしゃらに走り続けてきた
勇気などなかったし
とてもこわかったけど
その歩みをとめて
一息つく
ずっと忘れてた
わたしの好きだったものが想い出された
わたしの中に変わらずにあるもの
わたしの好きなもの
まだ消えてなかった熱いもの
時間に余裕ができたのに
行動をおこさない自分を
世の中で一番ダメな人間に思える
『終わらない問い』
もしも あのとき
どうしてそうしたんだろう
ほんとはこうしたかったのに
あぁすればよかったのかな
そうしてたらちがったかな
いつも自分に問う
その選択が正しかったのか
もしかすると違う人生が動き出していたのかも
いや、そんなことはない
いまが順調でも うまくいっててないとしても
そのときの最良の選択だったんだと思う
なぜなら 自分で決めた道だから
終わらない
終わらせるわけにはいかない
これからも 自分のために
問いつづける
『秘密の箱』
たすけてください
自分のことを大切に想ってくれる人がいる
大切にしたいと想う人がいる
守らなきゃと想う人がいる
いつも自分の味方になってくれる人がいる
いつも自分のことを応援してくれる人がいる
わたしはどうすればいいの
こたえはでている
わかっている
でもどうすればいいの
おしえてください
たすけてください
たすけてよ
ねぇ たすけて
わからないよ
ほんとたすけて
秘密の箱に
叫びつづける
たすけて
『秋風🍂』
夜空を彩る色とりどりの提灯
やわらかな灯りが美しい紅葉を照らす
夏の暑さが和らぎ
色なき風が吹き抜け
凛とした空気を纏う
夏とは異なる
幻想的な光景を愉しむ