1/21/2023, 2:20:07 AM
瞳の奥に映っている偶像は、だんだんと、マッチを吸ったあとの煙のようにとけあっていた
『海の底』
1/17/2023, 12:20:54 PM
冷たい風に恨めしくて消えてしまう幽霊みたいな唐揚げから立ち上る湯気
『木枯らし』
1/16/2023, 4:45:00 PM
涙は膨らみぽたぽたと振り落ちていった。愛しているわ、と言った。万華鏡のような瞳だった。彼女の手は冷たく、涙だけが温かい。
『美しい』
1/15/2023, 8:27:24 AM
ほんの少しのいいことを、本当にほんの少しでも、こんなにも嬉しく思う
『どうして』
1/8/2023, 7:53:22 AM
光る青を絶やさないように繋ぎ止めていて
『雪』