久々に大好きな人の夢を見た。
光に満ちた広い空間に彼が立っている。
心配そうで優しい眼差しを
こちらに向けて立っている。
私は彼の方に歩いて近づいていたが
二人の間にはエスカレーターのような大きさの箱があって、その辺りから光が差して私の顔を照らした。
涙を見られてしまうと思い、寂しさで泣いていた私はそっぽを向いて引き返し始めて目が覚めた。
日本の決まり守れない外国人は、日本に労働しに来ないで下さい。
『君の目を見つめると』また好きにならずにはいられない。その時は、世界で君の事だけを考えている
『これからも、ずっと』続けばいいのに
今日またあの音が聞こえた。
生まれて初めて聞く 夜に鳴く音…
猫も一緒に耳を向けている
鳥か、虫か、妖精か。
鳴き声でも物音でも自然の音でもない。
小さい笛のような、鈴のような、口笛のような…
細くて高い音が揺らめくように移動している
鳴いて山から山に呼びあう鳥達のようではない。
一つの音が、裏山の空間を漂っている。
ホタルが鳴く生物だとしたら、こんな音だろうか
近くなったり遠くなったり。
4月6日、23時の肌寒い雨上がり。
音は15分漂って、戸を開けたら聞こえなくなった。
先月26日の明け方前に初めてこの音を聞いた。
鳥達が目覚めて鳴き始める前の刻
自然災害の前触れじゃないかと胸騒ぎ。
死の知らせかそれとも使者の音なのか
寂しいけど優しく励ますような、不思議な音。
左右正面、どこにいるのか分からない。
外の音だと分かり、戸を開けていると裏の山から聞こえていた。同じ間隔で響く音が、その時は木に停まっているように一定方向から聞こえたので、なんだ鳥じゃないかとその時は思った。
新種の夜鳥かもしれない、鳥の声響とは思えない、鈴のようなやわらかい音が、空間の網を抜けて耳まで届くような…
地中に広大な洞窟 暁色に底は明るく遥かに深い
遠く左から 暗い山吹色の龍が現れて
横穴に身を引いた小さき迷い人の
目前を真っ直ぐにかすめ去る
その胴体幅は3メートル
全長は 計り知れない
洞窟には200マイルの轟音が響き渡り
次いで直ぐに もう一頭の同色の龍が
その後を追い 右方へと突き抜けていった
あの双龍は一体どこに向かっていたのか、探してい
たのか、または何かを追っていたのか