｢理想郷｣

私の大好きな親友がいて
私の大好きなあの人がいて

私の嫌いなものは何一つない

あの人は私の事だけを見てくれるし
差別もいじめもない

みんなで笑って暮らしてる

そう見えて実際は
全てが偽りだということだけが
そこにはある

本当にこれが、私の理想なのかな

「嫉妬｣

言えない

私がどれだけあなただけを見ても
あなたは他の子を見るんでしょ

こんなこと言ったら嫌われるかな？
きっと嫌われたら私は正気でいられない

でもきっと、あなたは優しいから
こんなことを言ってしまったら

私よりも傷ついてしまうかもしれない

「もう一つの物語」

あいつはみんなのヒーローで
私は悪役

ヒーローは、悪を倒す

悪が仲間を守っても
それが悪に見えるなら
偽善者ばかりの世界なら

私は、悪役のままでいいと思った

知りたい。

あなたの目には何が映っているのか
あなたはいつも何を考えているのか
なぜ私に優しくしてくれるのか

私からの好意を知ってどう思っているのか

たとえそれが
私の望ましい答えでなくても構わない
きっとそれでも私はあなたを好きで居続ける

だから

あなたの全てが知りたい。

暗がりの中で

あなただけが輝いていた
唯一の光
私だけの光

私も、あなたを照らす光になれる？
私も、あなただけの光になりたい