幼い子どもがくれた道端の一輪のたんぽぽ。
それは花束と同じ価値があると思うんだ。

【花束】

すべての人が笑うことは無理かもしれない。それでも、いつかあなたの笑顔が見たい。

【スマイル】

あの人がいなくなってしまってから、どれほどの時間が経ったのだろう。
私の中の時計の針は、その時から止まっている。

【時計の針】

思えば短い人生だったな。
頬が濡れている感覚がして、泣いていることに気づいた。あとからあとから涙が出てくる。
こんなにまだ生きたいという気持ちが。

【溢れる気持ち】

自分の中で、世界が終わる日の最後の晩餐は決まっている。味噌汁である。
味噌汁は愛情の味だと思っている。
最後の日に味噌汁を飲んだら、身体が温まるとともに、涙が溢れてくるんだろうな。

【1000年先も】