10/14/2022, 1:28:54 PM
-高く高く-
毎日高いところを目指せと言われ、
何も楽しいことなんて無かった。
親に決められた将来。
もっと抵抗すればよかった、
反抗すればよかった。
ここまできたら、
巻き戻して変える勇気なんて、
ない。
だから、あの人たちの言う通り、
高く高く上がってみた。
そして、落ちてみた。
これが、僕の最後であり、自由だった。
10/13/2022, 11:34:36 AM
-子供のように-
周りはみんな結婚していき、
親戚、上司からも結婚について話される。
分かってる。
結婚したくない訳じゃない。
あの時のように辛い恋をしたくないだけ。
でも、もう一度恋もしてみたいと思った。
スマホ越しで出会った君に。
10/12/2022, 12:33:05 PM
-放課後-
君から急に告げられた別れ。
何回も連絡したのに、出てくれなくて、、
もう飽きられたのかと思ってた。
でも、最低って思えなかったの。
どんな人に会っても、
君を超える人を見つけられなかった。
そんな中、急に届いた、
君の死の知らせ。
私はね、君と幸せになりたかった。
君とじゃなきゃ、ダメなの。
戻れるのなら、あの日に戻りたい。
「愛してるよ。」
10/11/2022, 1:03:01 PM
-カーテン-
君に別れの理由も告げず、離れた。
弱っていく自分を見てほしくなかった。
自分のわがままだって分かってる。
でも、君を幸せにすることができない。
君には幸せになって欲しい。
そう最後の願いを込めて、
透明なカーテンを閉めた。
「愛してるよ。」
10/10/2022, 10:13:35 AM
-涙の理由-
君に恋人がいるって、知ってる。
私が泣いたら、そばにいてくれることも
知ってる。
あの子が1番なのも知ってる。
でも、2番でもいい。
だって、そばにいてくれるんでしょ?
「本当にずるい。」
って、君に言われながら、
私は今日も涙を流す。