雪が降ってる夜は
静かなんだ
音がしない
静かな夜
車の音も
人の気配も
消えて
雪の降る夜は
静かなんだ
シンシンと
雪が積もって
どんどん
真っ白な世界に
なっていく
屋根も
木々も
アスファルトも
真っ白に埋もれて
真っ白なんだけど
色の無い世界に
音のしない
世界になっていく
薄ぼんやりと
朝がやって来た
静かに夜が明ける
「静かな夜明け」
腹を割って話そう
心と心で
heart to heart
誰と
heart to heart
私は
heart to heart
話したいかなぁ
「heart to heart」
私の永遠の花束は
永遠に花束!って事
誕生日も
クリスマスも
記念日も
いつも
「何が欲しい?」って
聞かれるたびに
「花束!」って
答える
アレンジメントとか
リースとか
鉢植えじゃなくて
「花束」が
欲しいの
いつも
いつでも
必ず
「花束」が嬉しいの
だから
「永遠に花束」なの
私の欲しいもの
「永遠の花束」
やさしいは
ずるいよね
やさしくできるのは
自分に余裕のある時だけ
やさしく出来るのは
相手に少なからず
好意を持っている時だけ
それがない時は
やさしくなんてしないよね
やさしいは
勝手だよね
やさしくされたくない
やさしくもしたくない
自分の為に
自分の力で
凛と生きていく
お互いそのスタンスでいけば
やさしさに
惑わされたりしない
やさしくしないで
やさしくしないから
あー
でも『優』
この漢字は好きだわ
でも
優しさはいらない
私、強いから
「やさしくしないで」
読んでもらいたいと
思って書いたのか
それとも
知らせなくてもいいと
思ってはいる…
けれど
紙に書いて、
文字にしておきたいと思って
自分の為に書いただけだったもの
なのかは
今となっては
わからなくなってしまったが
「一番好きな小説はなんですか?」と
聞かれたら
必ず答えるこの本から
その「手紙」は
出てきた
私は愛されていたんだな
「隠された手紙」