自分で選んだ道なのに
あなたは「お前のせいだ」と
言う
何もかも
あなたが始めた家庭内別居から
始まった事なのに
あなたは「勝手に出て行った」と
思ってる
自分の事だけを考えて
自分の気持ちだけを守って
妻も子供の気持ちも
切り捨てたくせに
自分だけが悲しいと
訴える
あなたのしでかした事は
実はかなり重大で
子供達の心に
あなたの存在は…
あなたという人間の価値は
相当地に堕ちた人になったのも
わからないで
用事がある時以外
父親をする事もなく
忙しいと疲れたを振りかざすのみ
あなたはこれから
どんどん歳を取り
更に年老いた父親と母親を
看取り
誰も自分の世話はしてくれなく
そばにいてくれる人もいなくなり
あなたが子供達を見限ったように
子供達に捨てられて
寂しい最後を待つだけの
おじいさんに成り下がる
そんな未来をあなたは知らない
「まだ知らない君」
もっと自分らしく
もっと生き生きと
好きな事を存分に
好きな物を自由に
いつも
明るい光の中を
生きてきた私だったのに
ある人と出会ってしまって
なんだかいつも引け目を感じ
遠慮して諦めて
日陰を生きる私に
成り代わってしまった
そんな自分に気付いて
悲しくなって
辛くなって
でも自分の為に
居場所を変えた
自由で
自分らしく
自分を大切に生きれる幸せ
取り戻せた
まだまだやり直せる
日陰から日向に向いて
進む日々を
噛み締めて生きる
「日陰」
わぁ!
ありがとう
「わぁ!」
終わりがない…って
なんだろう
すべてのものには
終わりがある、と思う
「終わらない物語」
そうか
物語だから終わらないのかな
人は死に
動物も植物も寿命を迎え
新しい世代に渡される
そこに物語は語りつがれ
その時々で
人々に
色々な感動、感情を与え
また新しい世代に
受け継がれる
どんどん時代が流れ
古くなっていく度に
新しい解釈が増えたり
価値が上がり大切にされる
あー
そんな物語を書ける人に
なりたいな
私は
終わっていく
「終わらない物語」を
私が
終わっていくまでに
少しでも
残せますように
「終わらない物語」
最後まで
つき通してね
優しいうそなら
ちゃんと優しくして
でもね
どんなに優しくても
どんなに上手でも
貴方の事はわかるのよ
貴方の事はわかるの
最後まで
つき通してね
『やさしい嘘』