私の母はよく、上手くいかなくてもいいよ、大丈夫だよと言ってくれる。でも、私は何か物事をするなら成功させたいし、上手くできたらいいなと思う。きっと誰でもそうだ。
上手くできなくてもいいという言葉は、努力しなくても良いという意味では決してない。自分自身がつらいとき、追いつめられてしまった、そんなとき、自分の努力を肯定するためにあるものだ。
本の中でこんな言葉があった。
自分の限界を超えるために、
昨日の自分を好敵手にして、
負けたくないと努力する
何事もうまくいくことばかりではないだろう。
それでも私は日々成長していきたい。
今日の自分が昨日の自分より胸を張れる、そんな人であり続けたい。
蝶も花も好き。
モンキチョウやモンシロチョウを見たら、自然を感じられてうれしくなる。
お花が咲いていると、空気が華やぐようで、育ててくれた人に感謝したくなる。
私にとっての蝶や花は、温かい気持ちにしてくれるもの。優しい気持ちにしてくれるもの。
ありがとう。これからも、動物や虫、植物を見て幸せだと感じられる、そんな心を持ち続けられる人でいたい。
最初から決まってることって、少ないような気がする。もちろん、決まっていることもある。生まれる環境は自分には選択できない。でも、世の中には努力で勝ち取れるものも多くある。
努力してもどうにもならないときもある。
自分の勇気や覚悟は必ずしも報われるわけではないから。そんなとき、この言葉に励まされる。
99.99%報われないとしても
努力しなくていい理由にはならない
報われることがないって分かっていることに、全力で立ち向かうことって難しい。できれば、そんなことはしたくない。それでもあきらめない。全力を出して叶わなかったとしても、きっと傷という形にはなっても後悔にはならないと思うから。
だから、私は挑戦し続けたいんだ。
太陽。朝、家を出発するときに空を見上げる。どんなときでも元気をくれる。温かい気持ちにさせてくれる。それが私にとっての太陽。
誰にでもきっといる。自分の原動力になってくれる光のような大切な存在が。立派な人や尊敬される人になれるかは分からないけれど、私も誰かを良い方向に少しでも動かす存在にはなれるかもしれない。
落ち込んだら太陽を眺める。
太陽に勇気を、活力をもらって、人にエネルギーを与えられる人になろう。
鐘の音って、とても神秘的だと思う。
一点の曇りもなく響き渡るような、そんな感じ。
たまに、思うことがある。年齢を重ねていっても自分だけの色や空気を持っていられる人って、どれだけいるのかと。この先、純粋な気持ちや真心を大事にして、他人の気持ちに寄り添い、自分の思いを貫くことはできるのだろうかと。
未来のことは分からないし、変わらないものなんてどこにもないのかもしれないけれど、ないかもしれなくても私は人の努力や心を想像して、素直に尊敬できる人でいたい。
つらいことがあって、正しい努力の仕方が分からなくなって、何かに負けてしまいそうなときは透きとおる鐘の音を聞いて、始まりの心を、自分が大切にしたかった心を思い出そう。