あの時
いつまでもそばにいて下さいと
二人でこれから人生を歩いていこうと
真剣に少し照れながら
あなたは言った

初めて言葉をかわした日から
何年かして恋人になって

楽しかった、嬉しかった、腹が立った、
落ち込んだ、不安になった、
とても幸せだった

永遠なんて
と言うけれど
過去の全ては永遠のような気がする

すべての日々を全部集めて
永遠の花束に

やさしくしないでほしい

私以外の誰にも

やさしくしてほしい

私以外のすべてに

本当はどっち？

いつまでも手をふっている手
バイバイ

もう振り返らなくなっても
遠く姿が見えなくなっても

バイバイ
またいつか
いつか会えますように

今も鮮やかな
あなたの笑顔

まだ旅の途中
どこまで続くの？

もう疲れちゃったな

歩いても走っても
止まっても休んでも

何もわからないままでも

いつか終わる
わたしの旅

終わらない物語はこの胸の中に

満天の星の下
何となく手をつないで
流れ星を待って

いつまでも二人で
夜空を見上げていた

冬の匂い　しんと静まった空気に包まれて
一緒にいようねと微笑んだ

いつまでも終わらない物語