タイムマシーン
「13時にここ集合な」
「蓮の黒歴史時代、見に行ってやろーぜ!」
「おまっ、やめろって!」
「絶対持ってこいよ、"タイムマシーン"」
俺には親がいない。産まれてすぐ孤児院に送られた。
ただ一通の手紙を残して──
「タイムマシーンってさ、その人が持ってる思い入れが強い物?なんだろ?」
「そうだな」
「え、皆もうある?」
「多分あるわ」
「俺も」
「皆あんのかよ」
皆、どんなものがタイムマシーン何だろう。俺は…
「うっわ、懐かしい~そのトレカ」
「てかお前の、木刀て(笑)もう黒歴史じゃん。どんな思い入れがあんだよ(笑)」
「うっせ!」
「健助のは?…手紙?」
「…あぁ、うん。」
この手紙で親の顔見に行けんのかな…
「ま、やってみっか」
「お、やるか!」
「やべーきんちょーする…」
行きたい時代を想像して──
また会えるかな、
君に会いたくて
気付いたらこうなってたってことがたまにある。
君のことを考えていたら、体が動いてしまった。
君のことを見かけてもつい声をかけてしまう。
「あぁ、久しぶり。、、、"甘栗むいちゃいました"。」
閉ざされた日記
それは閉ざしていていいものなのか。
誰かに話したい、そこに残しておくのが惜しい
あなたの感情ではないか。
それとも残すことで生きる、忘れてはいけない
思い出なのだろうか。
木枯らし
秋冬のイメージがありますね。
そして僕は美味しそうって思うんですよ。
焦がしと似てるからかな、
そう思いませんか?
この世界は
1日の終わり、今日も疲れたなーって窓から空を眺める。
毎日同じことの繰り返しじゃん。世の中狭いなぁ。
…星が綺麗に見れる場所で良かった。星座とかなぁ、
昔の人は凄いな。想像力が豊かなんだな。
いや、もしかして本当にあったことなのかもしれない。
いやいや、現在進行形かもしれないぞ。だってほら、
あの薄い雲ドラゴンみたいじゃないか?…うわ、
未確認生物とか信じると世界が広がって楽しいぞ…あれ、
この世界は広いのかもしれない