ずっと悩んだ
悩み続けた
あなたが去ってから
わたしはひとりぼっちになった
やっと口から出た言葉
「どうすればいいの?」
答えなんて分からなくて
ただ日々を生きるだけの
孤独ないきものになった
あなたが帰って来る日を
待ち続けてるよ
こんなにも愛した人は
今までいなかったよ
あなたに届くまで
文字にし続けよう
その前に世界が終わったとしても
それでもいいんだ
それでもきっと意味があるって
わたしは確信しているから
心の奥に
仕舞い込んでた
ホコリ被った宝物
今日やっと
引っ張り出した
忘れたかったけど
忘れられなかった宝物
泣いちゃうかもしれないから
開けずに大切に置いておこう
心に仕舞い込んで
もう3年が経とうとしていた
日々忙しくしていても
やっぱり嘘をつけなくて
あなたに会いに行くよ
この宝物抱えて
絶対に会いに行くから
こんな寒い夜は
キャンドル灯して
あたたかな火を見よう
流れてゆく季節の中で
冬がいちばん
存在感がある気がした
巨大な街を包み込むように
寒さというベールを掛ける
誰の仕業でもなく勝手に
いつの間にか息が白くなって
朝起きたら街が真っ白でさ
冬は不思議な季節だけど
いつか終わる
夏だってそうだ
いつもそれが少し寂しい
私は今
一歩一歩
歩いている
たくさんの想い出
両手に抱えて
置いてゆく事が
できなくて
全部全部持ってる
いつか手放す時が来るのかな
考えても分からなかった
ただ愛おしくて大切で
思い出すたびに泣いたり
笑ったりしている
この瞬間が続いてほしい
なんて思ったりして
この巨大な想いを
伝える事ができたなら
いつかまた笑い合って
他愛のない事話そうね
もう紅葉が始まってる
道路脇には落ち葉がたくさん
季節は巡ってゆく
冬になったら
小さなショートケーキ食べよう
冬になったら食べたくなるもの
たくさんあるけれど
私はショートケーキかな
またひとつ年が明けて
新しく始まる一年
何気ないようで新しくて
そんな日々を大切に生きたい