ロマンチックなお題は困る。そんなのないよー

　夜遅くにやってきた君の手にはマシンガン。
「これでコンビニ強盗しようよ」
　断るのも恐かったから、僕は果物ナイフを持って一緒に出掛けた。
　その日に君は死んでしまったね。月がきれいな日だったね。

　愛がそもそも分からない人間は幸せになれないのか

　やらかした過去の痛みはよく思い出すけど、こうしとけばよかったなと思うことはあんまりない。前に進めているんだか、いないんだか。分からない午後８時。

　ドライヤーでぶっ飛んでいけるような、軽い体が欲しかった。