視線の先にはあの子。
　　　あの子が見てるのは私を好きなあの人

　


　　私をこんなに愛してくれるのは、
　　他でもない私だけ

　あのとき向日葵畑の向こうで笑っていた君が、
　今は私と並んで道端のひまわりを眺めている

　　この固くて冷たい地上を離れて、
　　あの白い雲の上でお昼寝をしてみたい。
　　寝転んでみたらきっと、
　　おふとんみたいにふわふわで、
　　おそろしく心地が良いんだろうな。
　　そして、その瞬間、
　　地面に向かって真っ逆さまなんだろうけど