緩急があるのは厄介だ。
お前がいたずらに灯けては消してを繰り返すから、妙な気分になるんだ。

お題:心の灯火

そのたった二文字が、どれだけあたしの心を乱すか分かっててやってるんでしょう。

お題:開けないLINE

魔性の死に様とは得てして惨いものだ。
お前もそうだった。
私に奪われるその時まで笑っていた。
おかげで夢見が悪いんだ。

お題:最初から決まってた

所詮は雨風にあの花は折れない。
あれが咲く山は、痺れを切らして手折ろうとした連中の死骸でできている。

お題:嵐が来ようとも

お互い籠越しね。
中にいるのは、どっちかしらね。

お題:鳥かご