4/28/2024, 12:32:50 PM
眠りは、かつてよいものだった。安息を得られて、運が良ければ幸せな夢。
今となっては、あの女のおはようの口付けまでひとっ飛びにさせる、全く落ち着かないものになってしまった。
お題:刹那
4/27/2024, 10:08:39 AM
「見えなくなってるなら、あたしにくれたらいいのにね。ちゃんと大事にできるわ」
「お前なんかに渡っちまったら、すぐ『死んでもいい理由』に変わるだろうに。悍ましい」
「どうしてわかるの?」
「…………」
お題:生きる意味
4/27/2024, 9:59:53 AM
「
あたしに都合がいい方が善。それ以外は全部悪…
だったのにな。
あなたって何一つ思い通りにならないのに、どうしてこんなに惹かれてやまないのかしら?
」
私の絶対悪が、うれしそうに囁いた。
お題:善悪
4/24/2024, 5:24:53 PM
簡単だ。『惚れたら負け』。
そうして『惚れた』の定義を更新するのは、もう何度目になるだろう。
お題:ルール
4/22/2024, 10:24:11 AM
要するに、意識の問題だ。それを罪とするどうか。
あの傲慢な女は、愛を貫くためならいくらでも手を汚すだろうし、汚れたとも思わないのだろうし、その手で私の頬を撫でて、慈しむのだろう。
私も、もう、それでいいと思ってしまう。
お題:たとえ間違いだったとしても