『雫』

誰かの嬉し涙が

誰かの悲し涙が

誰かの悔し涙が

その、雫たちが
今、まとまって
湖になる

その、湖に
何を想うだろう？

嬉しい？

悲しい？

悔しい？

みんなの感情が
雫となり
出来た湖に

『何もいらない』

何もいらないよ
あなたが居てくれれば
それでいいよ
あなたが生きていてくれる
それだけでいいよ

それだけで、
わたしは幸せだから

だから、何もいらないよ

『無色の世界』

みんなが
一日一日に色をつける

そしたら、
無色の世界が
虹色の世界に変わる

明日も、明後日も、明明後日も、
まだ、無色のままだ

わたしは明日、
何色を付けようかな
明るい、ピンクかな

そうやって、みんなが
色付ける

中には、｢黒｣という
暗い色をつける人が
居るかもしれない

でも、｢黒｣という
暗い色を付けたとしても、
その、次の日には、
明るい色になっているといいな

みんなは明日にどんな色をつける？

無色の世界。

『ここではない、どこかで』

ここではない、どこかで、
2人だけの空間で

ここではない、どこかで、
あなたと2人で星空をみたい

あなたと手を繋いで

あなたと綺麗な星をみたいな

2人だけの空間で
｢大好き｣と伝えたい

あなたは
｢知ってるよ？俺も大好き｣
いつも、わたしが
｢大好き｣と伝えると
そう言ってくれるよね

その言葉が嬉しい

大好きだよ

ここではない、どこかで。

『神様へ』

もしも、この声が
届くならば、

この世界に生きている人が
みんなが、
毎日笑い合える世界をください

虐待、虐め、戦争、差別...

そんなものを
ニュースなどで見た時
いつも心が痛くなるんです

わたしが笑っている
その時、どこかでは
だれかが泣いている
そんな世界は嫌です

わたしの大切な人が
笑っていないとき、
泣いているとき、
わたしも悲しくなります

いつも笑っていたいと思うのです

だから、
もしも、この声が
届くならば...