大空

この雲の上に乗って
あなたのいる街まで
飛んでゆきたい
大空をたゆたって
あなたのことを探して
あなただけに
太陽の光をあげるよ
あなたが悲しいとき
わたしがそばにいるよ
街ゆく人たちが
白い目で見てくるとしても
私はあなたを諦めない
あなたに嫌われるまで
わたしは愛を届け続けるよ

冬は一緒に

何度恋をしただろう
何度恋を手放しただろう
これで何度目だろう
やっと見つけたのかな
運命の人を
私には分からない
だけど
冬は一緒に過ごしたい
そんな人だった
いつも優しく名前を呼んで
寄り添ってくれる人
誰よりも大好きな人

雪を待つ

ただ雪を待つ
それだけの暮らしに
何ができるというのだろう
愛した人も
時が奪い去り
私はひとりぼっちになった
もしも願いが叶うなら
愛する人を
私にください
暗くなった
夜の街並みを
見つめて思う

心と心

わたしの心に
浮かぶ彼女は
頑張り屋さんで
人のことを
思いやれる人
もしも心と心で
繋がれたなら
もっと大きな世界が
見れるはずだから
いつかきっと
彼女の思いの中を
泳ぐんだ
大きな海をゆく
小さな魚のように

何でもないフリ

いつもきみが
愛おしくて
抱きしめたくなる
だけど
ぼくは今日も
何でもないフリ
きみへの情熱は
誰にも負けないけど
でもねいつも
何でもないフリを
してしまうんだ
つらくて
悲しくて
それでも
きみには内緒なんだ
いつの日か
この想いが
届く日は来るのだろうか
ただ静かに
明日になるのを
待っているよ