七緒

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9/7/2023, 11:44:10 AM

昨日までの私はもういない

あらゆる束縛を解き放って

あの窓へと駆け出す

心が羽をもって

空高く飛び立つ

踊るように 軽やかに

すべては自分次第

私を縛る足かせ

そんなもの初めからなかった

今やっと気づいたから



~踊るように~

9/5/2023, 2:07:14 PM

君がくれた 小さな貝殻

ただの貝殻

なのに見るたび浮かぶ 君の笑顔

これはただの貝殻 君がくれた

ただそれだけで 高鳴る鼓動

気づいてしまった

君が好き



~貝殻~

9/4/2023, 12:13:51 PM

月の光に隠れて

ひっそり煌めく小さな星

あぁ君はそんなところにいたんだね

ずっと君を探していたんだ

隠れないで さぁおいで

君が輝く時がきたんだよ



~きらめき~

9/3/2023, 10:49:24 AM

以前、タクシーに乗った時こんなことがあった。

工事が始まったばかりの橋を通りかかると、運転手さんが私にこう言った。
「この橋が完成するまで自分は生きてるかなぁ」と。
私は深く考えもせず、すぐに
「え、生きてますよ!」と当然のように答えた。
すると運転手さんは
「うわぁ~そんな風に言ってもらって、本当に見れるような気がしてきました。
そんなこと誰も言ってくれなかった。嬉しいなぁ!元気がでました!」
こちらを一瞬振り返り、本当に嬉しそうに言われてて。

それが夜になってもずっと気になってて。
もしかして運転手さんは何かの病気だったのかな?
それで完成するまでは生きられないかもってことだった?

考えても答えは分からないことだけど、自分が言った些細な一言で、あの運転手さんが見せてくれたあの笑顔。この橋を見るたび思い出す。

願わくば、完成した橋を今も元気に渡ってありますように。


~些細なことでも~

9/2/2023, 11:18:31 AM

空気のように透明に生きたい

誰にも見つからないように

静かに 心閉ざして

なのにあなたは私を見つけ

優しく手を添え

ただそっと寄り添ってくれたの

私の目から透明な雫が落ちて

ほわっと光が灯りました

暖かくて優しい でもまだ頼りない

産まれたばかりの小さな光

消えないよう

そっとそっと両手で包んだ



~心の灯火~

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