テストが返された。100点満点中4点だった。最悪だ。赤点確定、最悪だ。
勉強についていけないって思ったよりも辛いことだった。のび太は、その苦しみと、0点のテストの中で生きている。実は、のび太は強い人間なのかもしれない。

自分だけの友達がいること、手首の傷、自殺を試みた経験、小説家を目指していること、そして今自分の言葉を投稿していること。全部が、誰にも言えない秘密。

幼い頃、机の下に入ることが好きだった。自分1人だけの狭い空間。そこで自分に話しかけたり、自分だけの友達と遊んだりしていた。机の下という狭い空間は、私と空気だけの世界なのだ。

自分から振ることは、失恋に含まれるのだろうか。彼に散々振り回され、利用され、限界に達した私は4ヶ月記念の前に彼に別れのLINEを送った。すぐに破局は成立したが、彼は翌日、目を腫らして学校に来ていた。同情はしなかった。私が女友達と話すだけでも怒るのに彼は女子と休み時間中いつも話していたこと、私が友達とマックに行く先約があったのに無理矢理私を家に連れて行ったこと、日曜日の夜に彼の中学校からの女友達との思い出話を30分以上LINEで送り続けてきたこと、誕プレをあげると言われたのに何もくれなかったこと、私の友達を馬鹿にされたこと、すべてが私を侵食していった。

正直に言って私は正直者だと思う。しかしすべてを正直で生きることはできない。なぜなら私は人間だから。大切なのは嘘をつかないことではなく、嘘をついたと言う事実を正直に認めることだと思う。そうすることで私は自分として生きることができる。