お題 1000年先も
あなたの瞳の奥に知らない誰かの影が
映りこんだ気がした
気付かないふりをして生きてきたけれど
若い彼女と居る時の方が幸せそうだから
もう私を置いて行っていいよ
ただ1000年先も私を忘れないで
お題 勿忘草
あなたに似た人が私の前を通り過ぎる
今日の夜あなたは何をしているのだろう
長く続く一本道に咲いてる勿忘草が
静かに風に揺れてあなたとの想い出を
心の中で蘇させる
今日も願いはひとつ「忘れないで下さい」
お題 ブランコ
真夜中の寂しい気配と共に
静かに揺れているブランコ
あなたに振られて行く所もなく
ただ一人公園に来ていた
もう失くすものはないから
楽に生きられるね
ただ涙がこぼれる
お題 旅路の果てに
旅路の果てに出逢った君に強く惹かれた
きっとあの頃から僕は恋に落ちていて
僕の瞳に映る君の全てを信じていた
なのに君はアイツを選ぶんだね
こんな僕の想いは一生届かないまま
僕の瞳からそっと消えて行くんだね
お題 あなたに届けたい
別れたあの日の夜は
いつもより風が冷たくて
一人で泣きながら街を歩いていた
あの夜からもう何年経つのだろう
今夜だけはあなたに届けたい
一言「おやすみ」