手紙を開くと、そこには私を想うあなたの言葉が溢れている。

近くにいたのに、あなたとの距離は遠かった。
あなたの中に私はいるのか、ずっと不安だった。
きっと離れなければきっと分からなかった。

少し右肩上がりの文字が並ぶあなたの手紙。
既読なんて付かないし、時間もかかる。
でも、一番あったかい気がする。

#手紙を開くと

目を疑った。

すれ違ったあなたの瞳が、みんなに囲まれて声を上げて笑うあの子を睨みつけていたから。

あの子とあなたは対照的な存在だと思う。

花で例えると、あの子は明るく元気なひまわり。
あなたは清らかで凛とした椿。

そんなあなたはあの子を見て、何を思い、何に怒り、何を憎んだのだろうか。


#すれ違う瞳

誇り高きあなた方から多くを学び、人生の尊さを知りました。

社会を変えるために声を上げたあなた方が願ったのは、すべての人の幸福であったのだと私は思います。

その幸福を支えるために私は努力すると誓います。

あなた方が歩んだ道を、築いた礎を大切に守り、さらに発展させると誓います。


#軌跡

ずっと行きたかったひまわり畑にしようか

憧れの歴史の街にしようか　　

行きたい場所はたくさんある

さあ、心が躍る旅に出よう

#どこへ行こう

私はたしかに聴こえたよ。

あなたの救いを願う声。あなたの心が軋む音。

今からあなたを探しにいくね。

出会えた時にはあなたをぎゅーって抱きしめさせて。

#遠くの声