私の最終目標は、
「あー、楽しかったー♡」
といって、たくさんの想い出を抱えて息を引き取ること。
かといって、死ぬ時のために今を生きてる訳でもない。今が一番大切。
この辺りの、ちょっぴり矛盾してるような生き方を、最近やっと理解できるようになった気がする。
もっと早く気付きたかった。でも、きっと遅くない。
だって今、生きてるからね。
#たくさんの想い出
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「冬になったら」というお題なんだけど、ところで「冬」は、いつからなんだろう。1年を春夏秋冬の4つに等分するなら、12月から2月といったところか。
じゃあ、「冬になったら」というのは、「12月になったら」と考えるといいものか。
いや、何か違う気がする。
「寒い季節になったら」という線が妥当かな。じゃあ、「寒い」とは、どの程度の気温をいうのか。当然、地方によるんだけれども…。
#冬になったら
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知人の結婚式の写真を見せてもらった。伊勢の夫婦岩の前で並んで写っていた。海から突き出たふたつの岩の間に、縄を渡してあるやつ。
最近、アメリカのドラマにハマっている私はふと考えた。夫婦岩、夫婦の岩なんだから、ベッタリくっついた岩の方が良くないか?
アメリカ人には、あのふたつの岩は、はなればなれになっているように見えるんじゃないかな。
そしてさらに考えた。
“人前でも、年齢を重ねても、いつもくっついてるのが夫婦”という認識だと、寄り添えなくなったら、離婚という選択になるのかも。(あくまでも、一部のドラマの影響を受けている私の感想です)
日本では、人前でくっついている状態の夫婦を見ることはあまりない。もっと言えば、何年も手さえつないでいない夫婦が離婚せずにいる(…じゃないかな)。これが離婚率の差に反映されてるのか?(もう一度言うが、あくまでも私の感想)
どっちがいいのかという問題じゃなくて、いわゆる文化の違いというやつか。
ちなみに、夫婦岩が大小の岩のペアになっていることに、多少違和感を感じた。これも今と昔の文化(?)の違いだね。
#はなればなれ
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我が家に猫がやってきたのは、約10年前。保護猫のお世話をしている方から譲り受けたので、誕生日は不明。子猫というよりは、思春期猫だった。
家に連れ帰った途端に、隅っこに隠れて、夜中になるまで出てこなかった。
近づけば「シャーッ」と威嚇され、出てきたと思えば、恐ろしい声で泣き叫び、この子をうちに迎えるのは無理なんじゃないかと諦めかけた。
初めて猫を飼う私には、「こんなはずじゃなかった」という気持ちが。
この子にも、可哀想なことをしてるんではないかと。
怖かったんだねー。
保護されるまで、この子はどんな経験をしたんだろう。
そのうち棒の先でなら、優しく触らせてくれるようになり、すこーしずつ、手でも撫でさせてくれるようになった。
今では、気持ちよく寝てる猫のお腹に、顔をうずめてワガママに甘えても、優しく顔を舐めてくれる。
ありがとう。うちに来てくれて。
ありがとう。愛してくれて。
#子猫
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残念ながら、私は風流な心は持ち合わせていない。
俳句や短歌を詠むことは到底できないし、その良し悪しも意味もわからない。「秋風」という季語に見合う文は書く自信がない。
でも、風の匂いを嗅ぎ分けるのは得意かもしれない。
ウォーキング中にすれ違う学校帰りの自転車の女子高校生の起こす風は、なんともいい匂いがする。
ただ、感じたくもない、すれ違うおじさまの生活感を、ある程度感じるハメにもなる。
さて、季節によって、風の匂いは違う。秋の風の匂いを感じる時、何かが側を駆け抜けているのかもしれない。
#秋風
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