喪失感。
ふと、喪失感に支配される時がある。
何も失っていないはずなのに。
何かが足りない。
心に穴が空いたように。
なぜかつらくて、くるしくて。
原因の分からない吐き気が襲ってくる。
頭にもやがかかったようにぼーっとする。
人の話は聞こえているのに、
必ず大事なところだけ聴き逃してる。
ひとつの大事なことを覚えていようとすると、
ほかの大事なことを忘れて怒られてしまう。
私はマルチタスクが苦手だ。
貝殻。
小さい頃、よく海で探してた。
キラキラした白い貝殻。
あぁ、あの頃は何も考えなくて良かったのにな。
楽しい行事はすごく楽しみで。
今も楽しみではあるけど、その気持ちは薄い。
しかも、その当日になると疲れる。
心から楽しめなくなるの。
あぁ、あの頃はあんなに楽しかったのに。
楽しい時は、あのとても怖い怒声を忘れられた。
楽しい時は、辛くて複雑な人間関係を忘れられた。
楽しい時は、劣等感や責任感を忘れられた。
楽しい時は、本当の自分で居られるような気がした。
でも、もう心から楽しめなくなってしまった今は。
楽しいことをしている時はいい。
けど、終わって一人になると一気に虚しくなる。
どっと疲れが襲ってきて、死にたくなる。
なんでこんなに気分の浮き沈みが激しいの?
そんな自分の感情の浮き沈みに疲れる。
何をしても劣等感があって。
失敗して、やるのを忘れて、怒られて。
全部、全部、私の負担になるんだ。
ねぇ、死んでもいいかな?
陳腐な慰めの言葉なんていらない。
もう、疲れたんだよ。
何度言ったって、誰にも届かない。
言ったって、「気にしすぎだ」って。
「そんなことで?」って。
そう言われて、笑われるんだ。
言ったって、理解してもらうどころか、
傷つけられてしまうだけだから。
ここで、誰かに届けばいいと思って綴ってる。
私は普通じゃないから。
人の期待に答えられないから。
やって、失敗して、怒られて、呆れられて。
必要とされなくなるのが怖いんだ。
もう、本当は開放されたいんだ。
もう、本当は生きていたくないんだ。
せめて、心から休める場所が欲しい。
心からの居場所だと思っていたところは、
数ヶ月前から壊れ始めて、ついに壊れてしまった。
もう、居場所なんてないから。
もう、甘えられる相手なんて居ないから。
1人で頑張るなって、人を頼れって、
言われるけど、頼れるわけないじゃん。
何度、拒否されたと思う?
何度、軽くあしらわれたと思う?
何度、傷つけられたと思う?
もう、心から信じられる人なんて居ないんだ。
寂しくて、悲しくて、疲れて、死にたくて。
もう、どうすればいいか分からない。
ねぇ、誰か助けてよ。
開けないLINE。
中学生の頃、私は運動部に所属していた。
私の学年は10人以上の部員がいた。
部員が多いからか、いくつかグループが出来ていた。
そして、気が強い人が多かった。
何かを決める度に揉めて決まらない。
そんな部活で、私の学年の人のグループLINEが出来た。
私はたまにみていたけど、見ない期間があった。
ある日、親がスマホの画面を見せつけてきた。
それは私のスマホで。
部活のグループLINEだった。
そこに書かれていたのは、私への誹謗中傷。
私は見ていられなくて、目を逸らした。
けれど、親は見せつけてくる。
挙句の果てに読み上げ始めた。
地獄の時間の始まりだった。
聞きたくなくて、ヘッドホンで耳を塞いだ。
ベットに逃げて布団を被った。
けれど、ヘッドホンを取り上げられた。
布団を剥がされた。
そして、また、読み上げ始める。
私は嫌でたまらなくて、泣き喚いた。
けれど、止まるはずもなくて。
いつもトラブルの引き金は私だった。
私の一言から、親の口喧嘩が始まる。
私の行動から、親の口喧嘩が始まる。
どうしようもなかった。
学校にいることがとても辛い。
行きたくないのに。
家ですら安らぎの場所は無い。
私はつらさを見せないようにした。
「いい子」を演じ続けるようにした。
親の愚痴を聞いて、共感して。
どんなに疲れてても。
表情や声色を取り繕って。
でも、もう限界なんだ。
疲れてしまったんだ。
けれど。
この社会は死ぬことを許してはくれない。
この社会は逃げることを許してはくれない。
でも、限界だなんて言えないから。
死にたいだなんて言えないから。
もう、いっその事、壊れてしまえばいいのに。
この心が壊れてしまえば楽なのにな。
あぁ、どんどんと本音が溢れてくる。
人間関係に疲れた。
勉強に疲れた。
仕事に疲れた。
期待されるのに疲れた。
「いい子」を演じるのに疲れた。
誰かに甘えたい。
一度でいいから、「頑張ったね」って。
そう言われて、抱きしめられてみたい。
褒められるときは必ず呆れられてる。
それくらいできて当たり前だ。みたいな。
頭痛い。
眠い。
体が重い。
だるい。
何もしたくない。
もう、やだよ。
なにもかも嫌になっちゃった。
あぁ、何もかもが負担になってしまう。
ねぇ、誰か助けてよ。
死にたいけど。
一人は嫌だな。
あぁ、私って、本当に我儘だ。
不完全な僕。
『不完全』
そう、私は不完全だ。
人より劣るものが多い。
それなのに。
『努力』というものが苦手だ。
どうもやる気が起きない。
やっても、大した成果は出ない。
『努力は必ず報われる』
違う。
『努力は裏切らない』
違う。
「努力が無駄」とか。
「努力が無意味」とか。
そういうつもりは無い。
けれど・・・。
「できる努力の程度」がある。
人によって違う。
「生まれ持った才能」にも左右される。
つまり、何が言いたいかと言えば。
「『生まれ持った才能』が違う」ということは、
「『スタートライン』が違う」ということだ。
これは「努力で補える」という人もいる。
けれど、「『できる努力の程度』が違う」のだ。
努力で多少は補える。けれど、
全てを努力で補うことは無理なのだ。
だから、失敗して怒られる。
「なぜ、もっと努力しないんだ」と説教される。
まさに私だ。これは私のことなのだ。
自分なりには精一杯やっていても、
周りから見れば努力していないように見られる。
私は周りより劣っているから。
それに努力も出来ないから。
要領も悪い。
人付き合いも苦手。
自己のコントロールが下手。
すぐに疲れてしまう。
自分に嫌気がさしてくる。
人に迷惑かけてばかり。
猫を被っても、
どんなに自分を偽っても、
どんなに「良い子」を演じても、
結局、ボロが出てしまう。
人生ハードモードすぎる。
もう、疲れた。
けれど、まだ頑張らなきゃいけない。
無理してでも。
もう、とっくに無理してるから。
分かってるんだ。もう。
本当はもうこんな人生終わらせてしまいたい。
もう、偽り続けるのにも疲れたんだよ。
最近は体が重いのに、頭がフワフワしてて。
たまに夢と現実の区別がつかなくて。
何をするにもすぐ疲れて。
感情のコントロールがきかなくて。
自己嫌悪が止まらなくて。
すぐ死にたくなって。
ずっと眠くて。
たまに言葉が聞き取れなくなって。
言葉が「音」としては聞こえているのに、
言葉を処理できない。
なんて言ってるのか分からない。
内容が分からない。
何もかもを負担に感じてしまう。
もう、いい加減疲れたんだよ。
でも、生きなきゃいけないんだ。
今の私は生きてるんじゃない。
死ねないんだ。
もう、いい加減休ませてよ。
もう、色んなことが怖くなっちゃった。
もう、自分の気持ちが分からなくなっちゃった。
もう、何が辛いのか分からなくなっちゃった。
もう、何が苦しいのか分からなくなっちゃった。
だれか、助けてよ。
香水。
香水、私はあまり好まないものだ。
まぁ、匂いによるが。
あまりにキツイのはどうかと思う。
というより、必要だろうか。
そう思う。