《宝物》
わたしのたからもの
“もの”じゃないんだけど
君が歌ってくれた「紫苑」
Saucy Dogの中でこの曲が1番好き
って言ったら
録音していいよ
って言ってくれた
未練がましいこの曲が
今の私にマッチしているような気がして
君がこの曲だけを録音していいよ
って言ってくれた理由を探して
今日も君の「紫苑」を聴いているの
《紫苑》花言葉:追憶、君を忘れない
《キャンドル》
炎のように明るく
時間が経てば消えてしまいそうな儚さもあり
私の過去を照らし続けてくれる君は
モノに例えたらキャンドルのような人なのでしょうか
《たくさんの思い出》
本当は君との思い出なんか思い出したくないんだよ
君は女の子の影が多すぎるから
君のことなんて早く忘れてしまいたい
なのに君は定期的にLINEやDMを送ってくる
本気で忘れたいならブロックすればいいじゃん
ってはなしなんだけれど
私にはそれほどの覚悟もなければ
君を好きっていう気持ちもまだ消えそうにないから
君との思い出
①ビデオ通話
君は弾き語りをしてくれました。君は歌もギターもすごく上手です。そして君はピアノまで弾けちゃう。ここまで弾けるようになるまで一体どれほどの努力をしたんでしょう。私は君の頑張り屋さんなところが大好きです。
②カラオケ
その通り君は歌が上手いから3時間永遠と歌ってもらっていました。私の歌を聴かせたことは1度もありません。君に聴かせる歌なんて持ち合わせていないから。ましてや君の前で歌うなんて恐れ多い。
君は何をリクエストしても嫌な顔1つせず歌ってくれる。知らない歌があったら次までに練習してきてくれる。私は君の優しいところが大好きです。
③路上ライブ
君が好きだという方の路上ライブに連れて行ってくれました。その人は歌が上手で美人で喋りが上手で面白くて、私にないものを全て持っているような方でした。嫉妬の感情も出てこないくらい完璧な方でした。
君とお似合いの女性はこんな方だなと思いました。
やっぱり君と私じゃ持ってる器が全然違うんだもの。
君は私をいろんな所へ連れて行ってくれました。
私の知らない世界。
例えばパチンコやホテルみたいな高校生にして行くようなところじゃないところにも連れて行ってくれました。
私はそれがすごくすごく嬉しかった
君と一緒にいると今までの私は本当に狭い世界で生きていたんだなと実感させられる。
いつか割り切って友達といえるまで待っていてください。
《冬になったら》
毎日先生に会いに行こう
卒業したらどうせ会えなくなるのだから
「先生が一人暮らししたら毎日行きますね」
「一緒に焼き肉行こう」
「大学生になっても遊びに来てね」
そんな会話を繰り返しても
実現することは無い
そんなことは私が1番よく分かってる
所詮そんなものなのだ
先生と生徒の関係なんて
別に恋してるわけではない
好きだけど付き合いたいとは思わない
でも先生が結婚したら号泣するだろうな
先生に彼女ができたらショックだな
だから私はいつもきく
「彼女できましたかー?」
先生の返事はいつも決まってる
「できるわけないでしょ美涙もつくっちゃだめだよ」
ああ、たらしだなぁ
うまいなぁ女の子の扱い
《はなればなれ》
君に「好き」と伝えれば
はなればなれになることはわかってた
君は「好きがわからない」と言った
君が好きじゃなくても
私がずっと好きでいて
一緒にいられればいいと思ってた
君は好きがわかるようになった
私じゃない
綺麗な女の人を好きになった
君はその人に夢中になった
もう私の方なんて向いてくれない
「好き」と伝える前に
はなればなれになっちゃったんだ